犬のジミー君とこの谷に生きるもの達の物語

ジミー君と発音しただけで胸が熱くなるここで木を切り倒しつるはしで根を起こし耕して畑にしあるいはブロックで基礎を作り柱を立てトタンを乗せ釘を打ち金網を張り付け鶏小屋を自分たちだけで作り🐣を育てて大きくなったら卵を2個ずつ新聞に包み手作りチラシと共に街の家家を回ったこの始まりからここでの暮らしの前半を共に生きたジミー君この谷の番犬として120%の活躍私達の微妙なこころを汲み取り近隣の人々や他の生き物達の橋渡しをするそれでいていつも自由でプライドが高く自立していた彼の事を書かないといつも端の事ばかり書いている様な気がしてならなかった。
野犬と私達の戦い。鶏を飼い始めてしばらくして裏山から野犬が現れるようになった私達は一匹で行動する犬をのいぬグループで行動するものをやけんと区別した私達は鶏を飼うに至って安全でいい物を届けると決めていたので当然放し飼いを選択する最初鶏小屋エリアを囲うように杉板の長い切れ端で塀を作ったが台風
が来て壊された次に漁網の古いのを漁師に貰い張ったが鶏がちょっとした穴から出て戻れなくなるのでやめた自由になった鶏は草むらや吹き溜まりの落ち葉を脚でかいて隠れてる虫を食べる鶏小屋回りはすぐにくさ一本ないテカテカになり徐々に行動を広げていく卵を産みたい時は小屋に戻って来て巣箱に生む生む時はは無防備になるので安心出来る巣箱で生む外の物陰生む事も稀にあるが気付いた時は卵が数個あり古いものもあるかもしれないから売り物にしない、毎日一小屋づつ外に出す、一斉に出すと他の小屋に入ってしまう鶏がいて大騒ぎのケンカになる夕方餌を持っていくとワイワイ戻って来て一緒に小屋に入る金網の外をウロウロするのもいるが直ぐに入口に走り入る西側は小高く樫の木が多い山で鶏が頂上付近の木に登りてっぺんからわっはは~と大きな声を出して次々飛び降りてくる急いで小屋に入り餌を食べる。こうして平和に暮らしているのにのいぬやけんが来る様になって大変になった。つづく