今週のお題

今週のお題は人生最大の危機といえば初めて体験した台風被害です台風が来た日空は薄暗い雲が渦を巻き東から西へ飛んで行く東側の山波の木々がこちらに向けてお辞儀をいっせいにしている風に切られたその木々の葉付きの枝がこの谷の上空を飛びヒラヒラと舞い落ちる葉っぱや葉付きの枝で足元が敷き詰められた頃風1つない嵐の前の静けさの中にみような風が来たヒタヒタヒタと吹いて来てピターとその場にとどまりしばらくしてその場からヒタヒタヒタと風が起こり又止まる生き物の様に動く風が上まで行ってしまうと下から轟音と白い砂煙がこの谷に入って来た雨も一緒に来た、業者に建ててもらったプレハブ住宅の中で台風が行ってしまうのを待つが風の勢いは増すばかりプレハブの前半分の屋根が飛ばされ台風の威力を初めて知る、都会では会社でしっかりした建物なので恐い思いをしたことが無い、残った屋根も飛ばされ部屋の中の布団や箪笥も雨に打たれるままに、相方がサッシが無事だったら後はなんとかなるから死守するぞーと、カーテンを引きもしガラスが割れてもケガしない様にした風に特徴があり吹き続ける風に乗って轟音と共に強い風が来るサッシの左右に別れ相方の来たぞーと云う声に合わせてサッシの柱と壁を押さえるこの時にはもう闘志が生まれていた相方が来たぞー何回も押さえているので手加減は判るところが今までにないもっと強い力がドスンと壁を打つサッシから窓ガラスが枠から外れて飛び出しびっくりした私は反動でガラスを押したらスパッと枠に戻った今のは凄かったねと相方割れなくて良かったねと私凄い風の中にハンマーで打つ様な強い力がひそんでいる事に驚いた、台風が通り過ぎ吹き返しが来る前にごはん田舎暮らしのインフラはバッチリで薪でご飯を炊き具だくさんの味噌汁で食べている時吹き返しの風が吹き出す波長の長い風でどこか安心していたが風向きが反対でかろうじて立っている物を壊す良かったことは駐車場に倒れていた大きの榎木が向こう側に倒れ直した事、プレハブの窓は隣の廃屋の瓦がどんどん飛んで来てとうとう割れた被害は甚大吹き返しも小さくなると相方はさっそくプレハブの屋根を探し出し屋根に少々のデコボコは気にせず打ち付けるコーキングすればいいと気楽さっさと終わらせて鶏小屋が飛んで隣の小屋に飛んで2つ壊れたのに取り掛かるもう絶対に壊されないぞと屋根の傾きの角度を計算して強度をもたせると云う設計の経験はあるけど大工の経験は無いでも自分でなんとかする軽トラックの窓もアコウの太い枝が突っ込み割れた細かい事を言ったらきりが無い鶏達は野宿となる、最大の危機であったけど田舎暮らしを自覚するチャンスであった。