キンコンカンゴン猫🐱物語2

廃屋の持ち主に家を直していいかと尋ねたらもう古いから崩れるままにまかせたらいいと云う。ならばと五右衛門風呂に引き続き台所に手を入れる事にした昔の家は土間で餅つきしたほど広い太い柱もふんだんに使っている買った竈を置き薪ストーブも設置テーブルも椅子も入れた。新築したプレハブ住宅でもくつろげるがだんだんこの部屋にいる事が多くなった。ある日奥の部屋から猫が現れたニャーニャーとやたら声を出してゆっくり首を振り私達をうかがうそうして近づい来た、意外な所から出てきたのにも驚いたグレーと黒のしま模様で顎の下が真っ白、相方はさっそくゴンと名付けたひらめきが早い牛乳を皿に入れゴンの前に置いた沢山飲んで奥の部屋から出ていった。丸い体付き、毎日現れるようになった漁師さんからいただく鶏用の雑魚の中にこちらではキンギョ餌取りと云うピンクの小さな魚もやる様にしたキラキラして美味しそうです。そうしている間にゴンが細く小さくなった栄養が足りないのかと心配して奥の部屋に穴が有りそこから隣の納屋に出る私達は外回りで納屋に様子を見に行ったら子猫が三匹生まれいたゴンがプシュープシュー威嚇するのですその日以来近づかなかった。この頃はめちゃくちゃ忙しかった。ゴンが魚🐟を口いっぱい詰め込んで持ち帰る様になりゴンは子育てで大変くらいに思っていたゴンは自分は何も食べず何回も魚を運び目がドロンとノイローゼの様になりさすがの私達もこれはただ事でないと感じ納屋に走った、子猫が居ない耳を澄ますと子猫の音がするそれを頼りに歩みを進めると大きなカメがありつまだちしないと中が見えないこの中にいた重いカメを引き倒した、勢いよく出て来てゴンは両手両足空に向け伸ばしむき出しになった乳に3匹はしがみついた。つづく。