今週のお題「雛祭り」


f:id:yohedatusin:20210228144243j:image今週のお題は「雛祭り」。雛祭りは誕生日や結婚記念日と並び私的記念日で嬉しい。ウキウキ自分の為にちらし寿司を作って食べる、写真の菜の花に蜜蜂が来ていて花粉と蜜を集めていますが下の方には次の新蕾がありゴマの様な味と苦味がちらし寿司に入れると大人用のちらし寿司に仕上がり好きです。

仕事で他人の家の玄関から入る事があり、雛祭りが近付くと思い思いの雛人形が飾られています。私が好きな人形は茶色の陶器で作られたお内裏様とお雛様、短冊に折り紙でおられたお内裏様とお雛様に筆で一言添えられているものですそれぞれに楽しんでいる思いは同じかもしれません。私はきっとシワシワのおばあちゃんになっても椎茸を戻し菜の花を摘むでしょう。

元気に育つひよこ達


f:id:yohedatusin:20210210142658j:imageこのひよこ達は生まれて20日過ぎもう母親代わりのコタツでの保温はしなくても自分の羽が大きくなりましたので大丈夫。しかしコタツやぐらは残しています、お腹が痛かったリ風邪気味で体調が悪い時などに友達が突付いたりしてきた時逃げ込める場所にしています、よく見ているとコタツの中まで追いかけていたずらするのはいません、なのでかなり大きくなって大人用鶏小屋に移動するまで置いておきます。

全国的にトリインフルエンザが猛威を奮っているので心配しています。我が家ではひよこを入れる前ひよこ小屋の床に大きく穴を堀リその中に大人用鶏小屋で一番調子の良い鶏達の所から堆肥と化した鶏ふんを運んで来て穴に入れその上にオガクズを敷その上にコタツを乗せてひよこの保育室にします、この方法にしてからコクシと云うひよこの病気等全出なくなりました。消毒が当たり前の時代に入っていますので、小さな声でしか言えない事ですがひよこを育てるには良い方法だと思っています。

今週のお題「鬼」

今週のお題「鬼」。私は鬼。節分には豆をまいて年の数食べて、恵方巻は簡単だから鉄火巻を作って今年の方向を向いて無言で食べる可笑しくなって喋ってしまいそこそこの年だなーと思ったり、私の家は卵屋さんで節分の日に生んだ卵を食べると良いらしいのでそんな注文が入る。節分はこんな庶民の行事遊びと思っていたけど124年ぶり2月2日が節分だと聞いてビックリ宇宙時間に1日進めた?それはお祝いその逆かな心が何かしたくてうずうずしてるんだけど、すし飯炊いて鉄火巻は外せないね124年ぶりのなにかなんだから。

節分の鬼は外から来たものとの文化の違いから生じる心のイラつきを追い出して心の整理修復するものと理解している。

私は鬼。冬枯れの時雨が降らずどの家も私の井戸は残り3尺5尺と水の無い事の比べ合いが始まったある日私は空き家の井戸を見て回るとあるおばさんが飛んできてここは私が使うからダメ次の所もダメと私を追い払う、エアー豆が飛んできて痛かった。廃園にしたミカン山だが勿体ないからあなた達がやらないかとあるおじさんが持ちかけて来たとたんにあそこで牛を飼う放牧もすると地元の人達が言ってきた、私達は不便な所の3反を借りた。私達のミカン山や周りに放牧された牛を見た事がない、エアー豆が飛んできて痛かった。昔は田んぼ放置されていたので森になりそこに生えていた木や竹を切り畑にしたその後鶏舎を4面金網の手作りで作った。25年位過ぎていた役人さんが5人来て農地に建物を作っているから法律違反だと云う何を言っても法律違反で心は固く帰ってくれないので困った。あの時もエアー豆が飛んできて痛かった。私は鬼。鬼と楽しさは両刃の倹。鬼もよろしい。

お題「大人になったなと感じるとき」

今週のお題は「大人になったなと感じるとき」。私は今秘密基地を作っている。そこはイノシシからのプレゼントだと思っている。そこは竹藪だった、人が通る事が出来ないくらいびっしり生えていた、品種は分からないけど私の腕位の太さの竹の子はとても美味しい、竹藪の縁から食べる分もぎ取って帰る。ここの谷にはイノシシは全然いなかったのに突然現れた、愛犬ジミーがワンワン吠えながら戻って来るのでまた野犬に追われてきていると思い相方と2たり野球バットと柄の長い鍬を手に迎え打つ様に獣道を走った、ジミーが私達の脇をすり抜けた時いつもの様にこら!帰れ!と叫んで追い払い始めたら、不気味な威嚇音と共にまるまると黒いイノシシが2頭来ていた私達もジミーの後につづき逃げた、イノシシも私達にビックリしたのか追ってこなかった自然のイノシシは凄かった

竹の子はイノシシの好物で私が取りに行くと先にイノシシが取って食べているなので私は取るのをあきらめて数年が立っていた。この冬は雪も降り薪ストーブ用の焚き付けが無くなったのでベアラ(枯れて落ちた木の小枝)取りに森に入った。竹藪だった所が広場となっていた高くそびえていた竹は見事に土になって竹藪の中にあった大きな木が数本じーと立っていた。私はこれから来る蜜蜂の分蜂群をどこに置くか悩んでいたここに蜜蜂を置くにはとってもいい3月には始まる分蜂に向けて整備を始めた。

私はこのように物事を進めて生きてきた様に思う「大人になったなと感じるとき」が無かった様に思う12才位でずーと来てるなと心の何処かに閉まっている、もう老人になろうとしているのに変である。

蜜蜂対イノシシの戦いがあるのかないのか。終わり

買って良かった2020

「#買ってよかった2020」天体観測と自然観察両方できる望遠鏡をネットで買った、キッカケはニホンミツバチを飼っており生態が面白く2キロ位まで飛べるが800メートル位が生活圏、なのでそもそも蜜蜂は太古より森に生きる生物だから、毎日毎日一目散に森に出かける彼女達を見てみたいと思った。始めは双眼鏡を探していたが望遠鏡が目に止まり蜜蜂は小さいので望遠鏡の方がいいと考えた。

望遠鏡が届いた日組み立てた暖色の多い部屋の中央にメタルな望遠鏡は凛と知的にオーラを放った。若い頃の知り合いに競技用の自転車を買ってベットの脇に置いて手入れはまめにするが外に出したことが無く、埃っぽい道路を走るなんてとんでもないと変わった人がいた、今私は理解出来るような気がする子供の頃欲しかったものが2020この年になって手に入った形になり私は半年位部屋のインテリアにしていた。使いたくなって外へ出し冬に来ている野鳥や夜の星を見た、対象物をピタットとらえるのは難しくコツがいるようだ慣れるまでに少し時間がかかる。

私の街は3方が海に囲まれた単独の港町で隣街に行くには私の運転で50分位かかる通勤時間帯以外は車は少なくのんびり移り変わる景色を眺めながら行く、この頃この道をヨーロピアンタイプ、アメリカンタイプの大きなバイクが単独あるいは数人のグループで走るのを見かけるようになった、ヘルメットを脱いだその顔は私と同じ年かそれ以上に見える、何かの理由で今楽しんでいる様に見えて親近感が芽生える。マフラーからでる心地いい音、決して暴走しない走りを見送っているとその心地いい音があんたも望遠鏡をチャンチャカ使いこなせよと言われた気がした。

今週のお題「ピザ」

今週のお題はピザ。イタリアに行った事もないし生地を振り回して広げる様な店にも行ったことがない、にも関わらず私は最高にうまかったピザを作ったことがある。完成させるまでに困難が次々にでてきたこともあリ田舎暮らしの面白いところでもあります。

普通サイズの封筒の下の方に30グラム入った小麦の種が届いた新聞記事を読んで注文した物、まさかこの暖地で作れる強力粉の種が手に入るとは、嬉しさでいっぱいだった。一粒千倍万倍粉にする事ができる量の収穫にこぎつけたので粉ひき屋さんに持っていった。出来上がったものは細かい砂の様だった。そこのおじさんが色々教えてくれたまず小麦は綺麗に洗う事、広げて干して奥歯で噛んでパキンと弾けるまで干すほしすぎもだめそれが出来たら粉ひき屋に持っていく、この小麦は特殊な小麦だからうちには来ないでくれと言われた、私は下準備がいる事を知らなかった。スーパーで小麦粉は買う時代だから粉ひき屋さんがまだ健在なのはキセキの様だったから、このおじさんに頼み込むか別の所を探すか選択を迫られた。小麦の収穫は年1回5月頃なので時間的にはゆとりがあり又新聞記事に助けられた、川の水の動力で粉にしていくので熱が上がる事がなくダメージがないのでシルクの手触りの様なパウダーの仕上がりと。私の持ち込んだ強力粉も本当にその様な仕上がりだったそれに袋を開けた時の小麦の香りの匂いたちが素晴らしかった。

まずパン作りに挑戦、市販のイース白神山地酵母自分の畑で採れたさつま芋じゃが芋を発酵させた物山ぶどうをとって来て発酵させたものでパンを焼いてみた、つくずく私はイーストで焼いたパンの香りがパンだと思い込んでいた他のものも味わい深く小麦粉の香りとざっくり感は安全安心も手伝って嬉しい美味しさだったけどイーストで焼いたものとは香りが違うパン作り初心者の私はこの事は驚きだった。最終的には白神山地酵母に一次発酵を冷蔵庫でさせる方法に落ち着いた。そのパン生地でピザを焼いてみたのですチーズトマトバジルがとても合っておやつでなくご飯がいいと思った。素朴さがあったかくて泪が出てくる美味しさ、ナスやズッキーニなども使ってみたけどトマトがいい。

地震や水害で水車の粉ひき屋さんが被害にあった、うちでは小麦畑に隣接していた土手が崩れて畑になだれ込み小麦作りは中断している、種は冷蔵庫の野菜室で保存している。野菜畑は2反しかなく野菜を買ってくれるお客さんが増えてきたので小麦を植えるスペースが取れないそれに経済活動は暮らしに大切。人間は食べる為に働いているその食べたい物が作れない状態は良くないんじゃないと畑で仕事する私のそばに来てしきりに何か口に運んでいる沢ガニの目が言っている気がする。

今週のお題「鍋」

今週のお題は鍋。南の薄暗い水平線のすぐ上に赤錆た細い月が出ている、その下の鉄色の空気の中にギラギラと集魚灯が水平線に居並ぶ鉄色の重さに棒つけ網船団の光は空に刺すことはない。近いうちにこの月に木星土星が近くに見えると聞く潮の満ち干に影響あるのかなーとそんな事を思いながら農産物の宅配販売から帰ってくる。こんなに忙しい時は鍋おでん鍋、朝食の準備の時ゆで卵を昼食の準備の時大根を下茹でそのお湯で練り物の油抜きしておいた。今年の春に鍋を買い変えた初ネットでの買い物がこの鍋である、2人暮らしなのに4〜5人用と大きくてしかも深いのを選んだおでん鍋にはとてもいい。出汁を入れ砂糖や醤油で自分の味に相方がしていく色々具を入れて煮えたものから食べ出す、そして明日の昼も晩も食卓に上る農家にとっては楽ちんなのでおでん鍋は私は嬉しい。醤油色に徐々に卵じゃがいも面取りした大根が染まっていく。今日の夕景と鍋の中が交錯する黒い肌色の鍋の中の月や大根達にお似合いの私の箸を持つ曲げた畑色の指ー突然ハピバスデーツーユーと相方が陽気に声を出す。私の誕生日のおでん鍋である。大根もじゃがいもも農薬も化学肥料も使わずに栽培しているし鶏には緑餌や魚粕等たっぷり入れた自家配合で育てているからいい卵だからおでん鍋はとびっきり美味いと言っておこう他の農家さんのを食べる機会が無いもんだから。