キンコンカンゴン猫🐱物語3

引き倒したカメから出てきた三匹はゴン母さんの乳を飲んでいる、まだ小魚を食べるには早かったろうに、ゴンが上から落とす小魚を懸命に食べたのだろう3匹共にまるまるとしている。さっそく相方はゴンの子だからキンコンカンと名付ける、あっハハハだ。キンとコンは雄で毛並みはゴン似カンは雌で黄色のきじ。私達は可愛いので触りたいゴン母さんは威嚇音で弾き飛ばす、ゴンは自然界で生きてきた自分流ゴン流で子育てしたいのだろそおーとしておくと決めた。ゴンは気を使ったのか小魚をもらいに来た時自分の頭をそおーとつき出す私達はその頭をそおーと触って初めてだと喜んだついでに短い尻尾に触れたらビシャと爪をたてられ数本の線に血が滲むそんな事が繰り返す。ある日ゴン母さんは納屋からキンコンカンを連れて私達の前に来て短い棒を飛ばしてキンコンカンが追いキャッチしたら噛むそれを何回も見せる。次の日ゴン母さんは3匹のトカゲを咥えて来て私達の前で離しキンコンカンが追う捕まえて噛む要領がつかめないのか何度も逃げられゴン母さんに何度もやらされる、次の日旅に出た10日位して隣接する川から賑やかに帰って来た、その中にカンがいなかった、雌は外に出すその旅だったのだろう次の日ゴン母さんは野鳥を捕まえてきてキンとコンの前に離す飛び立たない様に軽くダメージを与えている、地をバタバタするのを追いかけ捕まえて噛むを繰り返す。椿の木に登り幹にジーと構えているゴン母さんを見ることがある、相方はゴン母さんの留守の時キンとコンと遊んでいる。ゴン母さんは木登りの練習に入った、兄弟でこんな差があるのかと考えさせられた風景だった、木肌の荒い柳の木にゴン母さんがゆっくり登り頭から歩く様にゆっくり降りる、次キンゴン母さんの様にちゃんとやれる、次コン登りはちゃんとやれるが降りる時お尻からズルズル降りる、ゴン母さんは又やって見せてコンにやらせるがお尻からズルズル降りる、キンは回りにいてバッタを追いかけたりして遊んでいる時々木登りに参加すぐにオッケイをゴン母さんは出す、コンは何日もやらされた、私達がコーヒーを飲みながら見ている時コンはゆっくり登り頭からゆっくり降りた。この日が木登りの練習終了、すぐに旅に出た5日で帰って来たしばらくして10日又旅に出たにゃんにゃんギャーギャー賑やかに帰って来た、帰って来て何してるのかゴン母さんは見せなくなった。
私達の靴の間に小さな赤いヘビを置いて又旅に出た、私達は待っているのにとうとう帰って来なかった。この谷には久しく人間がいなかったのに私達が強引に入って来た。平安な場所を見つけたのだろう。赤いヘビは棒で突いて追い出そうとして死んでいるのがわかった時キンとコンが教材で使ってヨレヨレになったものでなく、ゴン母さんがわざわざ取ってきて私達にプレゼントしてくれた物だった。終わりです。