お題(ねこ)

私の猫は３０年間私の仕事ぶりを見守ってくれている。ニャンニャンと甘えたり手で顔を拭いたりしない。下り坂でガタガタと音を立て近くの野鳥達がたまがって飛び立つ中をご老体の猫と私は胸を張って職場である下の畑ににんじんとブロッコリーとカリフラワーの収穫に行く。私は収穫したものを容赦なくねこに運ばせる。帰りは上り坂動力は私の腕にかかっいる。３０年間こうしてねこと暮らしているには理由がある自動車もあり運搬車も買うと思えば購入して使える、そうしないのは私はアレルギーで必要でない排ガスは吸いたくないと思っているのです。私のねこは錆びて来てネジの部分が薄くなりガチッと止まっていないからガタガタする。タイヤは一度新品と交換しているやはり古い私も古い。ねこを新品に買い替えようか迷っていると風のそよぎの中にねこの声がした。なんでもないさそんなこと、一緒にいきましょう。