2020上半期

今週のお題は2020上半期。私の暮しの在り方はほぼすべて農園の中にある。正月に家族で、と言っても相方と2人だけなんだけど今年のあれこれを発表し合う。私は野菜の売上を伸ばす。今年は蜂蜜を少しでも売れる様にしたいぞ。それには野菜は🌿新しい品種やかわったものに手を出してばかりだったけど売れ筋に絞る、蜂蜜はニホン蜜蜂の面白い生態を含めて宣伝してみよう、などとお酒も入っていて少し無理した目標になっていた。

今日この日から振り返ると全然違うストリーで幕が開いていた。主役はコロナウイルスである。舞台は全世界である。コロナウイルスが緊急事態宣言に追い込み、都市の街から人々の姿が消える。きびしい医療現場が写し出され感染者がもっと増えると医療崩壊につながると聞き私はその先を想像してふるえる。

お正月に立てた目標は具体的にはイノシシの畑襲来とその後の大雨による水害で売れる野菜は無くなり蜜蜂達はいつもより長い花のある春を楽しんでいたのか、分蜂が1ヶ月遅れた分蜂後に蜜を搾るけど梅雨に入ってしまいやはり売り物は無く、何をどう反省すれば良いのかわからず、洗濯は相方の仕事になって30年になるがその洗濯の仕事をもらって労働時間を埋めた。

2020年下期、コロナウイルスはこわいけどワクチンが出来るのを信じて、お正月にたてたささやかな目標は2人が暮らしていくにはとても大切なものだと実感したので、小舟の船頭の様にコロナウイルスで大変なところを進めたらいいなーと思う。

今週のお題は納豆

今週のお題は納豆。私は納豆は好きである。フダンソウとあえる他の葉菜でもいいですがフダンソウは格別だと私は思っています。次は卵納豆、ネギ納豆、納豆茶漬けで私は納豆は好きである。

中学2年の時家庭科の授業で大きな机に6人づつ座って、いつも髪の毛を後ろで結い上げて皆のお母さんみたいな家庭科の先生が話をしていた。私は6人顔を合わせているのが嬉しくて、コソコソ話に耳を傾けていた。突然私の名を上げて納豆の特性について説明しなさいと叱る様な声で言った私が話をしていたのではなく聞いていただけなんだけどと思いながらも、立って説明を始めた豆が原料でタンパク質が多く糖も多くー。それは甘納豆でしょう私の話を全然聞いていなかったでしょうとネバネバと小言を言って改めて納豆について説明しなさいと冷静になった声で言ったので、私は甘納豆しか知りませんと答えると、今どき納豆を知らないなんて、大豆で藁に入っている物もあり発酵してネバネバして栄養的にも素晴らしくーと先生は自ら説明し終るとあっちの方を向いて、納豆を知らないなんてと又ネバネバと不満を漏らしていた。

私は先生が言った様にスーパーに行って納豆を見た。私の母はオクラを見たときネバネバして嫌いなんだよと一度言った事があった同じネバネバだから納豆は食卓に上らなかったのだろう。

私が納豆を知らなかったのが先生の何かを傷つけてしまったように感じた。無知が加害者になることがあるんだとも思った。私は納豆が好きである。

2020年半ばを過ぎて。

私の周りは季節がゆがむ、ずれる、ピッタリの言葉が見つからない。まだ掴みきれないこともあるでしょう。例を上げると冬去年の11月頃が一番寒くその後は雪もあられも降らなかった。その前の冬は大した降雪量ではないが30センチ位を最高に降ったしあられはよく降った。こごえることもなく過ぎた冬、こごえることもなくの冬が春まで続き椿の花が数輪しか咲かなかった。ビワと梅の花は季節道理に咲いたが桃の花は蕾のままで山桜が咲きだしてしばらくして桃も開き始めた、桃と桜が同時に咲いているのを見るのは初めて。桃の花は何を感じ取って開くのを待っていたんだろう。

コロナウイルスが出てきて心配して気を取られている間に蜜蜂達は分蜂の時期を迎えていた。去年は逃亡だけでなく合併も繰り返し巣箱は6つまでに減っていたので私は一つも分蜂は見逃さず新巣箱に取り込むつもりでいた、4月も終わりの頃やっと勢いのある巣箱から女王の分蜂があった、1ヶ月遅れだ。今までの常識本の情報は裏切り、全然分蜂は少なかった、さんざん遅れたある巣箱は元巣箱から分蜂して近くの木に固まったのを新巣箱に取り入れて新しい場所に置く、30分もすると全部出て来て元の巣箱に帰る。次の日も分蜂して同じ場所に固まり、新巣箱が気に入らなかったかもと思い別の新巣箱に取り入れたがまた元巣箱に戻って新巣箱は空っぽ。それからは一度も分蜂行動をせず、元巣箱は蜜蜂がいっぱいでどんどん蜜を貯めるので、湿度が高いときは蜂蜜は摂らないんだけど、重箱が高くなると風がキツイときがあるので思い切って採ってみた。春がゆっくり長かった分雑木林の花も咲き続けいたのを裏付けるように黄金色に輝くきれいな蜜がたくさん採れた。ただ予想した様に糖度が75%と低く、この事は残念でした。蜜蜂達は何を感じ取っているのだろうか。

梅雨は大雨で農園の脇の小さな川が溢れた。今までにそんな事はありませんでした、裏山は低くいく筋も谷を持っているので今までは小さな川でよかった、これからは大きくしなくてはいけない。

大雨で山に何かあったのかイノシシが電柵のスキをついて入ってきて畑を荒らす、とうとう作物が全滅に近くなった。私はイノシシ🐗と住み分けて暮らして来たと思っているけど。これから少々の攻防戦があるだろうけど以前の様に住み分けて暮らしたいとせつに願っています。

お題(私の好きなアイス)

お題(私の好きなアイス)レディボーデンコロナウイルスの事があってから、遊びに出かけなくなった、だからアイスと言えばお家アイス。スーパーで箱買いでアイスは買って帰る。我が家は街から車で40分くらいかかるので少々アイスは溶ける冷凍庫に入れてガチッと復元出来るのが、今のところレディボーデンで円柱の大きな入れ物に入っているもの、チョコレートもいいがバニラが今は好き。農家なので太陽の光を浴びて、今は梅雨の真っ只中の作業でも汗はかく、疲れ切る前に休憩を取るのが我が家のモットーで会社員の様に10時と3時頃には相方とは別々の仕事をしているが少々の前後はあるけど家に戻って来て、コーヒーかアイス。ジャンケンして負けた方が準備をする。レディボーデンのときは容器ごと冷凍庫から出して来て自分のをスプーンでこそげとって、今この時好きなだけ食べる。蓋をして係になった方が冷凍庫に入れる。上品で繊細なアイスをワイルドに食べると愉快になる。夏の休憩のおやつはうちの畑で採れたスイカ、ニューメロン、トウモロコシなどがあるがアイスはしっかり身体を冷やしてくれるので、次の作業のスタートラインにしっかり立てるのである。ジャンケンは11連敗中、新記録ではない。

お題(傘)

今週のお題は傘☔。傘に落る雨音は龍の音、今の気持ちにピッタリの足音。運命の開く音、上手な太鼓の演奏のような音、花火のような音。孤独と一人ぼっちを楽しみたい時私は雨の日傘を開く。

今は田舎で暮らしているので傘の専門店はないけど、あった頃傘の専門店に入るのが好きだった。丸い形、カラフルな色、人は雨の日どんな傘をさしているのかなんて全然気にしてないと思っているから、思い切って好きな色を選べる。気に入った傘🌂ほど電車の中か何処かに置き忘れて手につかなかったのが残念だった。

専門店の様な傘傘を最近テレビで見た。香港の学生や若者たちの傘デモだった。傘にこんな使い方があったのかとおどろいた。傘の字は1つに4人も入っている、なるほどあれも有りなんだと感じた。龍の慈悲があの若者達にもありますように。

お題(外のことがわからない)

お題(外のことがわからない)。私にとってはコロナウイルスそのものがわからず、とっても心配している。私がもしコロナウイルスにかかったら高熱があってから4日過ぎたら病院に行くと言う手順は報道されているので分かる、分からないのは高熱の4日間は氷ゃ冷水タオルで冷やす、頭は冷やして体は温める、どちらが正解か解らないそもそもコロナウイルスの爆発的増殖はどの様な環境で起きるのかなー。抗体ができて体内に入ってきていたコロナウイルスをやっつけるまで重症化したくないけれどなにか良い方法はないかなー。ウイルスは何かに寄生していると聞くけどコロナウイルスはもう分かっているのかなー。秋冬頃に第2派3派があるかも知れないと報道されているが、対策としてマスクと手洗いの他に、免疫力を高める方法ってあるのかなー。

わからない事が多いとデマ等が出てきて私は冷静な判断が出来ずに困る。早くわからないことがわかるようになってほしいです。

お題(合いたい人)

今週のお題は会いたい人。

ストレスを解かす一杯のコーヒー。日だまりの他に誰もいないベンチ。雨上がりの白い雲。蝉しぐれの中のそよ風。甘い蜂蜜のような残香のする山羊の乳。ゆっくり入る事のできる風呂。ぶりぶり羽音をたてて帰って来る蜜蜂。のような人に会いたい。

愚かしい私は過去の人達と握手をしたり抱きしめたりして、ああ懐かしい懐かしいと涙をながす。愚かしい私はそれから進む事が出来ない浦島である。

ほんとうに一杯のコーヒーのような、日だまりのベンチのような、あたたかい白い雲のような、猛暑の中のそよ風のような、花の残香のする乳のような、お風呂のような、必ず帰ってくる蜜蜂のような人はすぐそばにいる人だ。

落語家の枝雀が好きだった彼に会いたいテレビで見たい、家の人とテレビの枝雀の面白い落語を聞いて笑ってコロナウイルスの終息を待ちたい、テレビで枝雀の再放送してくれないかなー。