自然栽培は面白いが年1回だけの体験

私の畑は全部1メートルの畝を作りそれ以来壊す事なく畝の上に野菜を作り続けるそのメリットは沢山あり私の宝と前回書いた。続きです。

メリットその1

耕さないで雑草も生えているのでキャベツの苗等移植しても虫が見つけにくいのでよく育ち、産直販売所に胸を張って出せる。以前は荒く耕して堆肥を撒きまた耕して畝を作りその上に苗を刺す、耕すのは耕運機なので湿った土色に緑が映えて美しい。数日すると根元からぽっきり折れて倒れています、切口をよく見ると、噛み跡がある、蛾の幼虫で昼間は苗の近くの土の中で寝ています、夜に出てきて苗に悪さをするのはヨトウムシと呼ばれています、このヨトウムシは年に2回一勢に出てきてこの時期にキャベツが丸く巻き始めていたらスズメバチの巣の様に穴だらけになり自家用にもならず鶏小屋へ、鶏は大喜び。それでヨトウムシが発生する日を予測してこの時期はキャベツであれば苗は大きく育て幹回り太くして1部分噛られるだけの被害にとどめる。苗が大きくなりしかし巻く前にヨトウムシが発生する様にもっていくと葉っぱをボリボリ噛じられても生長点が食われなかったら、ヨトウムシが蛾になって夜空に飛んで行ったら、キャベツは生長点から新葉をどんどんだし、遅れた分を取り戻す様に成長します。お正月に生産計画を立てるのですがヨトウムシとじゃがいも等ナス科で悩ますてんとう虫だましの発生予測は大変でした。

自然栽培にしてからそこそこの被害があるときもあるけど全滅とゆう事はなくなりました。自然は不思議です。